2011年05月03日

さくらの膝

さくらは両膝の状態が非常に悪い子でした。
左膝はグレード4と言って常に外れっ放しの状態。
右膝はグレード3で1日に何度も外れたり戻ったりの繰り返し。
幸いにも痛がるような事はなく、
膝が外れたままでも平気で跳んだり走ったりしていました。
(但し、左の後ろ脚はほとんど体重をかける事がなかったため筋力がなく、
そのため跳躍力はありませんでしたが。)

保護後、両膝の靭帯を縫い縮めて外れにくくなるような手術を受け、
更に左膝にはプレートを入れました。

術後の経過も問題なく、予定通りに1週間の入院で帰宅。
その後はしばらく室内で安静に・・・という生活をさせました。

術後検診の1回目では特に問題もなく、お散歩も解禁。

里親募集も開始して、
順調に幸せへの1歩を踏み出したように見えていました。


さくらには本当に沢山の応募を頂きました。

1件1件とメールのやり取りをし、電話でお話しをさせて頂き、
「このお家だっ!」と思える1件とお見合いをセッティングしていました。

しかし、念のためお見合いの前に再度術後検診を・・・と思って
病院に連れて行ったところ、右膝のグレード1が発覚。


そして、さくらの家族探しは振り出しに戻ったのです。


パテラは命にかかわる病気ではありません。
ましてグレード1というのは、人間が手で押すと外れるというレベルで、
日常生活で外れる事はまずありませんし、
獣医さんからは普通に生活して構わないと言われています。
だから、お散歩も普通にしますし、跳んだり走ったりもします。
(急停止、急旋回、高い所の昇降はNGですが…
 これはどんな子でも気をつけなくてはなりませんね)

ちなみに我が家のトイプードル・ルークも
小さい頃にグレード1と診断された事があります。
幸いにも成長過程で改善し、今はパテラではありません。
(獣医さんが手で押しても膝は外れません)

犬種に関係なく、パテラは小型犬には本当に多い疾患です。
でも、殆どの子が問題なく生活しています。

さて、さくらの場合ですが、
手術をしたのにグレード1というのは残念に思いますが、
経験豊かで信頼のおける先生に執刀して頂きましたので、
手術に問題があったとは思っていませんし、
先生によると今の段階で
再手術をするような悪い状態ではないとの事ですので、
このまま普通に生活しつつ様子を見ていく事になります。

(それでも執刀して下さった獣医さんに対して
 不信感を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、
 獣医さんやお医者さんは「神様」ではないのです。
 医療には限界がありますし、良くも悪くも想定外の事も起きれば、
 どうしても治せない事もあるのです。さくらの先生はさくらの事を考え、
 ベストと思われる処置をして下さった結果ですから受け入れたいと思います。)

グレード1の右膝はもしかすると一生このままかもしれませんし、
もしかすると悪化するかもしれません。

今は問題のない左膝ですが、こちらには金属プレートが入っているので、
いつの日か炎症を起こし、
プレートを摘出しなくてはならないかもしれませんし、
一生問題が起きることなくこのまま過ごせるかもしれません。

未来の事は誰にも分かりません。


さくらの全てを知って頂き、
丸ごと受け入れて下さる里親さんを探すため、
敢えてこの記事を書いています。

さくらはちょっとした爆弾(?)を抱えているように見えるかもしれません。

でも、どんな子でも
いつどんな病気や怪我に見舞われるかなんて分かりません。

仔犬だから、成犬だから…ではありません。
ショップやブリーダーから来たから、保護犬だから…ではありません。

人間だって同じですよね。

今日は健康に見えても
実は身体の中では何らかの病気が進行している事もあるし、
どんなに幸せ一杯に見えていても
突然交通事故に遭って他界しないとも限りません。


【命】って、そういうものなんだと思っています。


さくら自身、膝の事は何とも思っていません。

それどころか、「さくら、毎日がとっても楽しい♪」って
幸せそうに笑顔で暮らしています。

こんなさくらを理解し、
さくらの犬生を共に生きて下さる里親様を大募集です!


募集再開までもうしばらくお待ち下さい



Jenny。ちゃんが難しい顔してブログを書いてるから
さくらも同じ顔しちゃうゾ!
変顔って言わないでぇ〜(@_@;)
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注意:CATNAPでは犬の健康状態などの問題を
   隠して譲渡することはありません。
   全てをきちんとお話しし、ご納得頂いたうえで譲渡を進めています。
   さくらの膝の事をきちんとお話することは当たり前ですが
   余計な推測を避けるため、
   ご縁が繋がらなかった理由もこうやって明らかにさせて頂きました。
posted by Jenny。 at 00:00| Comment(0) | 保護犬(さくら) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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