ダックス好きの皆さんからは「ひどーい!」と思われている事でしょう(^^;)
でもね、嫌いって言ったって、心底嫌いなのとは意味が違うんですよね〜。
(どんな犬種だって、みんな可愛いと思うし、本当は大好きです♪
犬種差別なんかしませんよ!!)
私のダックス嫌いの原因の1頭でもある
「ジュアン君」から年賀状が届きました↓

ジュアン君を一時預かりしたのは2005年でした。
(Jenny。にとって2頭目の預かりっ子です)
下半身麻痺の状態で公園に捨てられていたジュアン。
たしか動けないようにリードで金網に繋がれてたんじゃなかったっけ・・・?!
センターに収容されたジュアンでしたが
幸いにもアルマの代表(当時はCATNAP)の目に止まり、引出され、
そして、あらゆる獣医さんが
「手術しても回復の見込みは厳しい」という見解だったにも関わらず
代表の決断で東大病院で手術を受け
我が家で一生懸命にリハビリを続け
そして素敵な里親さんと巡り合えたのでした(^^)
排泄のコントロールも出来ず
常にオシッコを垂れ流した状態で家中を前脚だけで走り回っていたジュアン。
下半身を引きずって走り回り、結果、常に傷だらけで血まみれだったジュアン。
私は文字通り、一日中、雑巾を持って拭き掃除してたっけね〜(^^;)
ちょっと聞くと悲壮な感じかもしれませんが
当のジュアンは元気一杯、笑顔満開で
オシッコまみれ&血まみれになりながら
下半身をズリズリ引きずって走り回ってご機嫌さんでしたよ!
で、お世話に疲れてダックス嫌いになった・・・じゃーないんです!!!
走り回りたいのに思うように走り回れないジュアンを見ていたので
ヘルニアを発症しがちなダックスという犬種を扱う事に不安を感じるようになったのです。
実際にヘルニアで下半身麻痺になった子をお世話した人じゃないと分からないかもしれませんね。
私が預かっているうちにヘルニアを発症したらどうしよう・・・と思っちゃうから
ダックスが怖くて仕方ありません。
そんな気持ちが「ダックス嫌い」って言葉になって出ちゃうんですよね。
(ちなみにダックスはウルサイから・・・なんて口にしたりもしますが
実際はプードルも賑やか犬種だから、どっちもどっちだと思ってます。笑)
あ、話が逸れましたが
ジュアンを譲渡した当時、お兄ちゃんは獣医学部の学生さんでした。
その後、獣医さんになられ、ついには開業との事!
ジュアンもそろそろシニアだから、
いつでもお兄ちゃんに診てもらえて安心ね(^^)
当時、こういう子は里親希望なんて来ないだろうな〜
なんて思いながらお世話していましたが
やっぱりどんな子でも赤い糸は繋がってるんだな〜
諦めて処分送りなんかにしちゃいけないな〜って
心の底から思いました。
ジュア君、いつまでも元気で長生きしてね♪♪♪